水道工事の一つに不断水工事というものがあります。

不断水工事は「不断水」つまり断水しない方法です。その中に凍結工法といったものがあります。これは水道管を凍結させて行う方法です。例えば、マンションで水漏れが発生したとします。通常建物には道路の下などに埋められている公共の水道管(配水管)から分岐して水を供給しています。その間にはバルブや水道メーター、地上の受水槽、屋上まで水をあげるためのポンプ、そして屋上には高架水槽があり、そこから各フロアの蛇口へと水が供給されます。

こういった仕組みのため、バルブやポンプ、それにそれらを繋ぐ水道管で水漏れの発生が考えられます。水道管の場合、小さい穴ならテープを巻くなどして修理することも出来ますが、大きく破損している場合は、その部分を取り替えることもあるでしょう。バルブやポンプが壊れ、水漏れしている場合は、そのものをそっくり新しいものに交換しなければなりません。ところでマンションの場合、1階などに店舗が入っていることもあります。

いくつもの店があり営業時間がまちまちであれば、昼夜を問わず工事が出来ないこともあります。そういった時に役立つのが不断水工事の凍結工法です。凍結工法は取り替える部分の前後の水道管をそれぞれ液体窒素(マイナス196度)で冷やし、水を凍らせて流水を止め、新しいものに交換します。交換にはそれほど時間はかかりません。工事の間、公共の水道管からの供給はストップしますが、その前に高架水槽を満たしておき、水道利用量が少ない夜間などに工事すれば、場合によっては断水となるかもしれませんが、それほど影響はないでしょう。

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